ぬれ性評価装置(全自動接触角計)
LSE-F210T
●機能概要●
- Max600fps
- 上面観測
- 接触角
- 自動XZステージ
- 自動液滴吐出
ぬれ性評価装置(接触角計)
LSE-F110T
●機能概要●
- Max600fps
- 上面観測
- 接触角
- XYZステージ
主な特長
上面観測に特化
接触角測定と上面観測を行うことを前提にすることで筐体構造を見直し、低価格化を実現しました。
さらに、試料サイズも奥行き200mm厚さ45mmまで乗せられるため、改造せずにより多くの試料に対応します。
さらに、試料サイズも奥行き200mm厚さ45mmまで乗せられるため、改造せずにより多くの試料に対応します。
上面光源を内蔵
上面光源となる同軸落射のスポット照明を内蔵することで、外付けの電源ユニットが不要となりました。
装置周りがすっきりし、ACアダプタとUSBケーブル接続するだけの簡単接続で使用できます。
また、上面光源を内蔵したことで調光部は間近に配置され、操作性も向上しました。
装置周りがすっきりし、ACアダプタとUSBケーブル接続するだけの簡単接続で使用できます。
また、上面光源を内蔵したことで調光部は間近に配置され、操作性も向上しました。
側面光源を改良
低接触角のように、液滴がぬれ広がった状態において、輪郭が光によってコントラストが低くなる現象がありました。
そこで、低接触角時も液滴の輪郭がより鮮明になるように、側面光源を改良しました。
そこで、低接触角時も液滴の輪郭がより鮮明になるように、側面光源を改良しました。
下記の画像は接触角が約5°の時の画像です。
従来光源 | 新光源 |
下記の画像は端点付近を拡大した画像です。
従来光源 | 新光源 |
従来の上面観測の機能はそのままに
従来の装置で可能だった上面観測で得られる知見は、そのままLSE-F110Tでも得ることができます。
上面観測
ぬれ現象を側面から見ると(接触角測定では)きれいに均一にぬれているようでも、上面から見たら、実はいびつにぬれていた、ということがあります。
従来の側面を観測する接触角測定では、このようなぬれ現象の違いを知りうる手段はありませんでした。
LSE-F210T/F110Tは、上からのぬれ現象の観察という新たな視点を提供すると共に、液滴を側面からとらえた接触角・液径・液高・液量に加え、上面からとらえた真円度と、ぬれ面積による評価が可能です。
LSE-F210T/F110Tは、上からのぬれ現象の観察という新たな視点を提供すると共に、液滴を側面からとらえた接触角・液径・液高・液量に加え、上面からとらえた真円度と、ぬれ面積による評価が可能です。
ぬれ広がりと蒸発の観察
側面画像(接触角)では判別が難しい、液滴のぬれ広がりや蒸発の過程を上面から観察することが可能です。
<例:液滴のぬれ広がり過程の観察>